ソニーは7月4日、ホームシアタープロジェクター「VPL-BW120S」を発表した。7月25日発売で、価格はオープン。推定市場価格は80,000円前後となっている。

「VPL-BW120S」

投影距離1.06mで80型の大きさに映し出すことが可能な短焦点プロジェクター。部屋は狭いが大画面を楽しみたい、物が多くてなかなか投影距離を稼ぐ置き方ができないといった悩みを抱える人に最適なモデルとなっている。コンパクトで持ち運びやすいので、使うときだけ居間に持ってきたり、ちょっと映画を楽しみたいから……と寝室に持っていったりするのも簡単だ。

短焦点距離モデルなので、投影面までの距離が近くても大画面で映像を楽しめる

画質モードを6種類備えており、投影するコンテンツや環境に合わせた画質調整が行える。用意されているのは、自然な画質の「スタンダードモード」、日中でも明暗のはっきりした映像を楽しめる「ダイナミックモード」、照明の明るいリビングでスポーツ映像などを楽しむのに適した「リビングモード」、映画鑑賞に適した「シネマモード」、動きの速い映像に適した「ゲームモード」、文字の読みやすい「プレゼンテーションモード」。

スピーカーも内蔵されているので別途オーディオシステムに接続する必要がないうえ、HDMIを搭載しているのでケーブル1本つなげば、映像も音声も転送できる。

上部

背面

主な仕様は次の通り。投影方式は3LCDで、パネルは1,280×800ドットの0.59型WXGAパネル、輝度は2,600lm(ルーメン)、コントラストは4,000:1となっている。駆動音は約29dB、消費電力は最大290W(待機時3W、低設定時0.5W)だ。

接続インタフェースはHDMI入力×1系統、Sビデオ入力×1系統、ビデオ入力×1系統、コンポーネント入力×1系統(兼用)、D-Sub×1系統(兼用)を備える。内蔵スピーカーの出力は2W。

サイズはW313.4×D349.3×H160.3mm、重量は約3.7kgとなっている。