いっぽう、機能を細かく設定して使いたい人向けには、「カスタムキー設定」が用意されている。カスタムキー設定では、背面の3つのボタン(ソフトキーB、ソフトキーC、十字の右キー)に好きな機能を割り当てることができ、各種機能へのスムーズなアクセスが可能になる。欲を言えば、メニューの構成もカスタマイズできればなお良かったと感じるところだ。

AFは、これまでと同じくコントラスト検出方式を採用する。フォーカスエリアは、中央重点AFのほか、25点から自動的に選ばれるマルチポイントと、好きな位置に動かせるフレキシブルスポットの計3モードに対応。AFスピードは超高速とはいえないが、特にストレスは感じない。ミラーレスカメラとしては標準的な速さだ。

セットアップメニューのカスタムキー設定では、背面の3つのボタンの割り当て機能を変更できる

中級機のNEX-5Nなどと同じく、レンズの周辺光量と倍率色収差、歪曲収差を自動的に補正できる

また、マニュアルフォーカスを選んだ場合は、MFアシスト機能によって部分の拡大表示を見ながら正確なピント合わせが行える。画面内のシャープな部分に色を付けて表示する「ピーキング」機能も利用可能だ。

そのほか、追尾フォーカスや顔検出AF、AFの微調整、レンズの収差補正、全画素超解像ズームなどの撮影機能を搭載する。連写は、最高で秒間5.5コマに対応。JPEGでは18枚以上、RAWでは6枚まで続けて撮ることができる。上位機に比べるとやや見劣りするものの、一般的なスナップ用途では十分なレスポンスといえる。NEX-C3にはなかった電子先幕シャッターを搭載したことで、レリーズタイムラグが約0.1秒から約0.02秒に短縮したことも、うれしいポイントだ。レリーズのフィーリングは軽快で、振動は少ない。

自分撮りだけでなく、ローアングル撮影や三脚を使った撮影でも、チルト可動式が重宝する

背面の右上に動画専用の撮影ボタンを搭載。誤操作を防ぐため、ボタンの周辺部はやや高くなっている

レンズマウントにはEマウントを採用。まだ十分とはいえないが、対応レンズの種類は徐々に増えてきた