そのほか、「Sony Tablet」や「Xperia」といったタブレット端末やスマートフォンもナスネに対応することが明らかとなった。Sony Tabletは、「S」シリーズと「P」シリーズ共に、専用のアプリケーション「RECOPLA(レコプラ)」を通じて、番組のライブ視聴・録画が可能だ。一方、Xperiaは、最新機種であるSXやGXがナスネに対応。こちらもWi-Fiを用いて番組のライブ視聴・録画が行える。

対応するタブレットやモバイル機器でさらに広がるナスネワールド

「レコプラ」で快適な番組予約&視聴

最新のXperiaでは「CHAN-TORU」を用いて遠隔録画予約が可能。また、Xperiaの最新機種以外の「CHAN-TORU」対応も現在検討中とのこと

プレゼンテーションの最後に、渋谷氏からPS Vitaについての発表が行われた。PS Vitaは、現在開発中のPS Vita専用アプリケーション「トルネ for PS VITA」(仮称)を利用して、Wi-Fi経由でナスネにアクセスすることで、Sony TabletやXperiaと同様、テレビ番組を楽しめるようになる。さらに「トルネ for PS VITA」では、録画コンテンツの書き出し機能も用意するという。ちなみに、ナスネでの録画時、タブレットやPS Vita用の動画(720×480ドット)も同時に作成され、そのファイルを配信することでストレスのない配信環境を実現している。

気になる「トルネ for PS VITA」のリリース時期に関しては、年内提供を予定。詳細は後日発表となる

(C)Sony Computer Entertainment Inc.

  • 「nasne(ナスネ)」のスペック
発売日 2012年7月19日
希望小売価格 16,980円
本体色 ブラック
外形寸法 約W43×D189×H136mm(最大突起物含む)
重量 約460g
チューナー 地上デジタル(ISDB-T)×1、衛星(BS/110度CS)デジタル(ISDB-S)×1
内蔵HDD SATA 2.5インチ(容量500GB)
入出力インタフェース LAN端子(100BASE-TX、1000BASE-T)、ANTENNA IN(アンテナ入力)端子(地上/BS/110度CSデジタル混合アンテナ入力)、ANTENNA OUT(アンテナ出力)端子(地上/BS/110度CSデジタル混合アンテナ出力)、EXT HDD(外付けハードディスク)端子(USB2.0準拠、Type A)、B-CASカードスロット
DTCP-IP対応ネットワークレコーダー機能 地上/BS/110度CSデジタル放送のライブ配信、録画コンテンツストリーム配信(ホーム&モバイル機器向け)、マルチクライアント対応(DTCP-IPストリームを同時に2本配信)など