日本エレクトロ・ハーモニックスは米Universal Audioの真空管チャンネルストリップ「LA-610 MkII」を発売した。価格はオープンで、実売予想価格は21万円前後。

「LA-610」をベースに改良が施された「LA-610 MkII」、フロントパネルもブラックに変更

同製品は真空管マイクプリアンプや、EQ、コンプレッサを内蔵する真空管チャンネルストリップ。評価の高かった既存製品「LA-610」をベースに進化した製品だ。搭載される610真空管マイクプリアンプ&EQは、さまざまな名盤のレコーディングで活躍した名コンソール、プリアンプ610をベースに改良したもの。またコンプレッサ部も名機「LA-2A」を再現したT4コンプレッサを搭載。同製品の進化点として、トゥルーバイバス可能なコンプレッサや、大型化されたメータとLEDライトによる視認性の向上、出力レベルの増加、シェルビングEQの安定性向上、ゲイン値の整合性向上などがある。サイズは483(W)mm×311(D)mm×89(H)mm (2Uサイズ)、重量は5.4kg。