オービット・ミューズテクスは米Mark of the Unicorn(MOTU)のオーディオインタフェース「UltraLite-mk3」を10月4日に発売する。標準価格は8万9,800円。なお2008年12月31日までは発売記念キャンペーン価格として7万9,800円で販売される。

バスパワー駆動にも対応し、モバイル用途にも最適なMOTUの「UltraLite-mk3」

同製品はFireWire(IEEE1394)接続のオーディオインタフェース。コンパクトな外観が特徴で、同社のオーディオインタフェースとしてはもっとも小さい製品となる。最高24bit/192kHzに対応、小型にも関わらず入出力端子は高品位マイクプリアンプを搭載したマイク/ギター入力2系統、バランス/アンバランスに対応したTRSアナログライン入力6系統/出力8系統、XLRメイン出力2系統。さらにヘッドホン出力、S/PDIF入出力と10イン14アウトと豊富に備え、また全てが独立端子となっている。

全アナログ入力にはデジタル制御のアナログトリム機能「Precision Digital Trim」を搭載、入力レベルを1dB単位で正確に調整できるほか、調整した全トリム設定を一瞬で保存および呼び出すことが出来る。また搭載DSPを活用できるミキサー「CueMix FX」により、スタジオクオリティのミキシングやエンジニアリングができる。さらに、全入出力端子にコンプレッサやEQ、リバーブをかけることも可能だ。電源はバスパワー駆動に対応し、モバイル用途でも利用できる。また同梱ACアダプタを利用すればスタンドアロンでエフェクト内蔵ミキサーとして利用することも可能。ミックスやエフェクト操作は前面パネルからコントロールできる。

動作環境はWindows Vista/XPおよびMac OS X 10.4以上(10.5対応)。ドライバはASIO/WDM/GSIF/Core Audio/Core MIDIに対応する。またDigital Performer互換のMac用DAW「AudioDesk 2」が付属する。