インターネットは、現在パッケージ版として販売している音楽制作ソフト「MIXTURE for Windows」の機能を限定した無償版を、同社ホームページにて11月7日より配布開始する。MIXTURE for Windowsはあらかじめ用意されたフレーズや伴奏パターン、コード進行といった素材をマウス操作で組み合わせることで、手軽にオリジナル曲作りが楽しめる音楽制作ソフト。今回配布される無償版はあらかじめ付属するフレーズがパッケージ版では約4,750種類であるのに対して約100種類に削減されている。そのほか、いくつかの機能も制限されているが、楽曲制作の機能においてはまったく同じ仕様となっている。

フレーズ素材を組み合わせてオリジナル曲が作成できる「MIXTURE for Windows」

無償版の配布開始と共に、同社はジャンルで分類されたフレーズ素材集のダウンロード販売を開始する。これはMIXTURE for Windowsのパッケージ版に付属しているフレーズ素材をジャンルごとに分割したもので、購入時に試聴して確認することも可能。「拡張ベーシックセット」「ロック」「ヒップホップ/R&B」「ジャズ/フュージョン」「ラテン&エスニック」「クラブミュージック1」「クラブミュージック2」「カントリー/フォーク」「トラッド/童謡/演歌」が用意され、価格は各ジャンルとも1,260円となっている。MIXTURE for Windowsの対応OSはWindows 2000/XP/ Vista。無償版とパッケージ版との具体的な違いは次の通りとなる。

  • 付属フレーズ数は約100種類
  • CDの作成ができない
  • MP3形式での保存ができない
  • パッケージ版への優待販売はない
  • デモソングが付属しない
  • 操作に関する問い合わせなど、サポートサービスは提供しない

なお別売フレーズ素材集を購入・インストールすることでユーザー登録が可能となり、、サポートサービスを受けることができる。