イーフロンティアは、仏JazzMutant社が開発したマルチタッチ・サーフェス・コントローラ「Lemur」と「Dexter」を11月26日より発売する。価格はLemurが47万2,500円、Dexterが52万円。

Lemurは12インチのTFT液晶ディスプレイを搭載するサーフェス・コントローラ。さまざまな種類のモジュールを組み合わせてインタフェースを構築でき、DAWソフトやソフトシンセ、VJソフト、照明制御など用途に合わせてデザインできる。

インタフェースを自分で定義し、MIDI、またはOSC対応のソフトウェアをコントロールできるサーフェス・コントローラ「Lemur」

セットアップは付属のエディタソフト「JazzEditor」を使用、パソコン上に再現されたLemurの画面上にノブやボタンといったモジュールをドラッグ&ドロップしてインタフェースを構築。複数定義したレイアウトを瞬時に切り替えて使用することも可能となっている。JazzEditorの対応環境はWindows XP/Vista、Mac OS X 10.4以降。

Dexterは12インチのTFT液晶ディスプレイを搭載するサーフェス・コントローラ。Cubase 4、Nuendo 3、Sonar 6、Logic ProといったDAWソフトに対応しており、操作内容がディスプレイ上に完全にフィードバックされる視覚フィードバック機能により、DAWソフトをコントロールすることができる。メインとなるインタフェースはDAWソフトのミキサーを完全に再現、マルチチャンネル環境においてのサラウンドコントロールにも対応する。

Lemur、Dexterとも接続インタフェースとしてはEthernetポートを装備。またJazzMutantが特許を持つマルチタッチ・テクノロジーが盛り込まれており、従来のマウスやタッチスクリーン、タブレットが1つのポイントしかコントロールできなかったのに対し、マルチタッチ機能を利用することで、10本の指すべてを使ってスクリーン上のユーザーインタフェースを同時に、正確にコントロールできるのが特徴だ。