ロシアの国営宇宙企業ロスコスモスやウクライナの宇宙企業ユージュノエは2017年12月26日、アンゴラ共和国にとって初となる人工衛星を積んだ「ゼニート」ロケットの打ち上げに成功した。1980年代のソ連時代に登場したゼニートは、強力なロケットエンジンが生み出す高い性能を武器に八面六臂の活躍を続けてきたが、運用会社の破産を経験や、さらに2014年に起きたロシアとウクライナの関係悪化もあって、2015年12月に行われた打ち上げが、最後の打ち上げだとさえいわれていた。今回、約2年ぶりにゼニートはよみがえったが、その将来はまだ不透明である。
H3ロケット3号機は「もう試験機ではない」 - 打ち上げに向けた計画が明らかに
パナソニックと九工大の超小型人工衛星がISSから放出成功、技術実証を開始
東北大、中性子星での存在が予想されるクォーク物質に関する新理論を提唱
ispace、「HAKUTO-R」ミッション2で月に輸送するローバーの試験を完了
ロケットが射場に姿を現す、新装備でゴツくなった移動発射台に注目!
無限に広がる大宇宙や話題のドローンといった航空関連に関わる情報やトレンド、ホットなニュースを毎日更新。ロケットや人工衛星、宇宙飛行士、天文観測、ドローン、エアレースなど、身近な話題から素粒子やダークマター、重力波といった、最新科学の話題まで、詳細な説明付きで紹介します。