今年は第25回という記念の年を迎えるHot Chips 25が開幕した。昨年は、スタンフォード大学のメモリアルオーディトリアムが改装中のため会場を移したが、今年は、新装成ったメモリアルオーディトリアムに戻っての開催である。初日の8月25日はチュートリアルで、午前中はAMDが主導するHSA、午後は、ビッグデータ用の高速ストレージ関係のチュートリアルが行われるほか、AMDのKabini APU、マイクロソフトのXbox One、Intelのスマホ向けのClover Trail+が発表されるSoCのセッション、ムーアの法則の終焉時代のチップ設計と題した講演など、盛りだくさんの内容となっている。
2024年6月版スパコンランキングTOP500が発表、米国の「Frontier」が5連覇を達成
NTT開発のアルゴリズム、スパコン「富岳」の大規模グラフ探索性能を約20%向上
阪大の量子コンピュータ、古典計算とのハイブリッドアルゴリズムを搭載
京大など、準粒子「エニオン」の新型を系統的に記述する理論的枠組みを構築
SambaNova、企業向けとなる1.3兆パラメータの生成AIモデル「Samba-1」を発表
京をはじめとする日本勢もTOP500に代表されるランキングの上位に多く入ることで注目を集めるほか、人工知能(AI)やディープラーニングでも活用が進むなど、さまざまな用途で活用されるようになったスーパーコンピュータに関わるホットな話題を詳細な説明付きで紹介します。