今年は第25回という記念の年を迎えるHot Chips 25が開幕した。昨年は、スタンフォード大学のメモリアルオーディトリアムが改装中のため会場を移したが、今年は、新装成ったメモリアルオーディトリアムに戻っての開催である。初日の8月25日はチュートリアルで、午前中はAMDが主導するHSA、午後は、ビッグデータ用の高速ストレージ関係のチュートリアルが行われるほか、AMDのKabini APU、マイクロソフトのXbox One、Intelのスマホ向けのClover Trail+が発表されるSoCのセッション、ムーアの法則の終焉時代のチップ設計と題した講演など、盛りだくさんの内容となっている。
東芝など、超伝導量子ビットで「2量子ビットゲート」の忠実度99.90%を達成
2024年11月版スパコンランキングTOP500、1位はAMDのMI300Aを搭載した米国の「El Capitan」
日本のスパコン「富岳」が10期連続でGraph500で1位を獲得、グラフ解析性能約204TeraTEPSを達成
IBM CloudがAMDのAIアクセラレータ「Instinct MI300X」を導入、2025年上半期より提供開始予定
IBMの156量子ビットプロセッサ「Heron」搭載量子コンピュータ、5000回の2量子ビット操作に対応
京をはじめとする日本勢もTOP500に代表されるランキングの上位に多く入ることで注目を集めるほか、人工知能(AI)やディープラーニングでも活用が進むなど、さまざまな用途で活用されるようになったスーパーコンピュータに関わるホットな話題を詳細な説明付きで紹介します。