コロナ禍を経て、オフィスの在り方を見直し、オフィスを刷新する会社が増えている。そこで本連載では、先進的な働き方・オフィス構築を行っている企業に潜入し、思わず「うらやましい」と声を漏らしてしまうその内容を紹介している。「これからのオフィスどうしようか……」と考えている読者の手助けにもなれば幸いだ。→過去の「隣のオフィスは青く見える」の回はこちらを参照。
今回はアマゾンジャパン(Amazon)の品川オフィスを取材した。倉庫をリノベーションして2021年8月に開設したこのオフィスは、世界各地から集めた植物に囲まれながら仕事ができる魅力的な空間だった。
米Amazon.comは、世界中の従業員に原則として「週5日出社」を求める方針を示している。「オフィス回帰」に舵を切り、生産性の向上を追求しているビックテック企業の1社だ。同社の品川オフィスは“出社したくなる仕掛け”が散りばめられており、社員の想像力を掻き立てる工夫がされていた。
品川の倉庫の中でひっそりと佇む小さなジャングル。一風変わった同社のオフィスを紹介しよう。