BBIXとゲットワークスは、クラウド型ネットワークサービス「OCX」(Open Connectivity eXchange)に関する協業の一環として、宮城県七ヶ浜町の「宮城AIデータセンター」にOCXの接続拠点を9月1日に開設。東北エリアのAI・GPU基盤から、外部の各種クラウドや主要データセンターへ接続できるネットワーク環境を整備する。

  • 宮城AIデータセンターとOCXの接続イメージ

    宮城AIデータセンターとOCXの接続イメージ

OCXは、ソフトバンク子会社でインターネットエクスチェンジ(IX)事業を手がけるBBIXと、同社の子会社でネットワークソリューション事業を展開するBBSakura Networksが共同で提供するクラウド型ネットワークサービス。クラウドサービスやデータセンターへのネットワーク接続を、高いセキュリティと拡張性、低遅延性を備えた形でオンデマンドに提供するという。全国60か所以上の接続拠点を活用し、拠点やクラウドをつなぐ閉域ネットワークを「OCXポータル」を通じて構築できる。

ゲットワークスは、コンテナ型データセンターの設計・構築・運用で培った知見を生かし、GPUサーバーを活用したAI基盤の構築や、地域分散型データセンターの展開に取り組んでいる。BBIXとゲットワークスはこれまでに、新潟県湯沢町と鹿児島県出水市にOCXの接続拠点を開設し、クラウドサービスや全国のデータセンターをつなぐネットワーク環境の拡充を進めてきた。

  • BBIX、BBSakura Networks、ゲットワークスの3社

新たな接続拠点となった「宮城AIデータセンター」は、次世代型高性能GPUサーバーに対応したコンテナ型データセンター。今回の拠点開設により、東北エリアのAI・GPU基盤からも、外部の各種クラウドや主要データセンターにスムーズに接続できる強固なネットワーク環境を整備するとしている。

BBIX、BBSakura Networks、ゲットワークスの3社は今後も、コンテナ型データセンターとOCXを組み合わせたインフラ環境の展開を進める。地域に分散するデータセンターをOCXで相互に接続し、クラウドやオンプレミスを組み合わせた柔軟なITインフラの構築を目指す。これにより、企業や自治体のAI活用やDXの推進、BCP対策の強化を支援していくとのこと。