2026年度に打ち上げを予定している「火星衛星探査計画」(MMX)の探査機が、JAXA種子島宇宙センターに搬入完了。打ち上げに向けて、開発作業を進めていく。

  • 「火星衛星探査計画」(MMX)の探査機が、三菱電機鎌倉製作所を出発 (C)JAXA

    「火星衛星探査計画」(MMX)の探査機が、三菱電機鎌倉製作所を出発 (C)JAXA

  • 種子島・島間港での陸揚げの様子 (C)JAXA

    種子島・島間港での陸揚げの様子 (C)JAXA

MMX探査機は、探査機システム開発を担当している三菱電機の鎌倉製作所で製造・試験が行われてきた。3月28日未明に鎌倉を出発し、専用船によって3月31日に種子島の島間港に陸揚げ。種子島宇宙センター(TNSC)内にある、第2衛星組立棟(STA2)へ搬入を完了した。今後はSTA2で、探査機のシステムプロトフライト試験(PFT)を継続する。

  • 種子島・上中交差点を通過する、MMX探査機を載せたトレーラー (C)JAXA

    種子島・上中交差点を通過する、MMX探査機を載せたトレーラー (C)JAXA

  • 種子島宇宙センター・第2衛星組立棟(STA2)に搬入されるMMX探査機 (C)JAXA

    種子島宇宙センター・第2衛星組立棟(STA2)に搬入されるMMX探査機 (C)JAXA

MMX(Martian Moons eXploration)は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)を中心に、米航空宇宙局(NASA)や欧州宇宙機関(ESA)、フランス国立宇宙研究センター(CNES)、ドイツ航空宇宙センター(DLR)といった世界の宇宙機関が連携する国際的なプロジェクト。

MMX探査機は2026年度に地球を旅立ち、火星の衛星・フォボスの表面の物質を採取した後、2031年度に地球に帰還する予定だ。小惑星から試料を持ち帰った探査機「はやぶさ2」に続く、世界初の「火星圏からのサンプルリターン成功」をめざしており、惑星間往復飛行技術の「火星重力圏」への挑戦にもなる。

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