激動の日々が続いた2025年も、いよいよ残りあとわずか。4月からおよそ半年にわたって開催され、世界中から2500万人以上の来場者を集めた「大阪・関西万博」が多くの話題をさらった今年は、日本史上初の女性総理大臣の誕生や日本人研究者のノーベル賞ダブル受賞など、大きな歴史の転換点となる瞬間が数多く生まれました。
そんな2025年には、テクノロジー業界でもさまざまな新技術が誕生し、新たな動きも数多く見られました。そこでTECH+では、テクノロジーチャンネルの主要カテゴリで今年公開された記事のアクセス数をもとに、注目ニュースランキングを作成! 今回は、“サイエンス”カテゴリで2025年に話題を呼んだ記事をご紹介します。
サイエンスカテゴリの2025年注目記事トップ10はこちら!
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1位:皆既月食をスマホで撮ろう。9月8日午前2時半から撮影チャンス到来
- 2位:科学大、レアアースフリーで磁場や磁石も利用しない強誘電モータを開発
- 3位:9月8日未明、3年ぶりの日本での皆既月食 - どこでもサイエンス
- 4位:「絶対零度に到達できない」の熱力学第3法則を拡張する新原理を発見
- 5位:静電気で雑草繁茂を抑える装置、近大ら開発 クズへの抑制効果を確認
- 6位:ニュートリノ振動の統合解析によりCP対称性が破れている可能性を確認
- 7位:ノーベル賞有力候補22名をクラリベイトが発表、日本からは2名が受賞
- 8位:神戸大、妊婦健診で多くの妊娠糖尿病が見落とされている危険性を指摘
- 9位:大阪・関西万博 イタリア館とアメリカ館行ってきたよ - どこでもサイエンス
- 10位:光学迷彩やスーパーレンズを可能にする「光の負の屈折」NTTらが理論発見
サイエンス業界の一大ニュースといえば、日本人研究者のノーベル賞ダブル受賞。大阪大学の坂口志文特任教授がノーベル生理学・医学賞を、京都大学の北川進特別教授がノーベル化学賞を、それぞれ共同研究者と共に受賞しました。坂口氏の研究内容は、ヒトの免疫応答を制御する「制御性T細胞」の特定およびメカニズムの解明。一方の北川氏は、気体の分離・回収・貯蔵を効率化する「金属有機構造体(MOF)」の開発が評価されており、両分野ともに2026年以降の技術発展や実用化への期待が寄せられています。
また今年1年間で印象的だったのが、9月に日本全国で観測された皆既月食でしょう。およそ3年ぶりに観測された天体イベントは話題を集め、スマートフォンで撮影するノウハウをまとめた記事は今年のランキング1位を飾りました。
そして、世界中からサイエンスの最前線が集結した大阪・関西万博に関する記事もランクイン。開催に至るまで紆余曲折があった“EXPO 2025”も、終わってみれば多くの来場者が集まり、会期延長を望む声も多く上がりました。9位の記事では、そんな万博会場のパビリオンの中でも特に注目が集まったイタリア館・アメリカ館をレポート。来場の下見や、手軽に万博気分を楽しめるコンテンツとして、多くの読者にご覧いただきました。
絶え間のない技術革新によって、さらなる進化が期待される2026年。従来説を覆す大発見や、人々のくらしを大きく進歩させるイノベーションなど、来年もさまざまなテクノロジーをTECH+でお届けしてまいります!