米Qualcomm Technologiesは、Ventana Micro Systemsを買収し、RISC-V規格とエコシステムの推進への取り組みを強化すると現地時間12月10日に発表した。

RISC-V命令セットアーキテクチャ開発におけるVentanaの知見を統合することで、Qualcommの継続的なRISC-Vとカスタム設計のOryon CPU技術を開発するためのこれまでの取り組みを補完するとしている。

クパチーノに本社を置くVentanaは、RISC-Vのオープンアーキテクチャに基づいて高性能で拡張可能で安全なコンピューティングチップレットを提供することを目的として2018年に設立。RISC-V International Board of Directorsと、その技術運営委員会のメンバーとして参加している。

Qualcommのエグゼクティブバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャー(テクノロジープランニング、エッジソリューション、データセンター)であるDurga Malladi氏は、「RISC-V命令セットアーキテクチャは、CPUテクノロジーのフロンティアを前進させ、製品全体でイノベーションを起こす可能性がある。Ventana Micro Systemsの買収は、業界をリードするRISC-VベースのCPUテクノロジーを製品全体で提供するための重要な一歩だ」とコメント。

Ventana Micro SystemsのCEOであるBalaji Baktha氏は、今回の買収について「私たちのチームにとってエキサイティングな新しい章であり、Qualcommのチームに加わり、次世代の製品と体験のためのエネルギー効率の高い高性能の境界を押し広げることを楽しみにしている」と述べている。