第6世代RCDを開発
ルネサス エレクトロニクスは11月12日、サーバ用DDR5レジスタードDIMM向けとして、第6世代となるレジスタードクロックドライバ(RCD)「RRG5006x」を開発したことを発表した。
最大9600MT/sのデータ転送速度に対応
同製品は、第5世代品比でデータ転送速度を約10%向上となる9600MT/sまで引き上げることに成功し、高速転送ニーズへの対応を可能としたとする。また、シグナルインテグリティと電力効率の向上により、AI、ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)、大規模言語モデル(LLM)などといった高速演算処理の負荷に対応できるような設計を採用したほか、拡張型ディシジョン・フィードバック・イコライゼーション(DFE)アーキテクチャにより、過去8回分の信号データを使って(8タップ)、1.5mVごとに補正値を調整することを可能としたことで、信号の品質を高く保てるようになり、エラーを低減することができるようになったともする。
さらに、ディシジョンエンジン・シグナル・テレメトリー&マージニング(DESTM)機能により、システムレベルの診断機能が向上。リアルタイムの信号品質表示、マージンの可視化、および診断フィードバックが可能になり高速通信でも安定した動作をサポートできるようになったとする。
なお、同製品はすでに主要なDRAMサプライヤを含む一部ユーザー向けにサンプル出荷を開始済みとなっており、開発に協力してきたSamsung Electronicsがすでに採用を決定しているコメントを出しているほか、量産開始については2027年上半期を予定しているという。
