SEMIは6月5日(米国時間)、2025年第1四半期における半導体製造装置(新品)の世界総販売額が、前年同期比21%増、前四半期比5%減の320億5000万ドルであったことを発表した。
SEMIのプレジデント兼CEOを務めるAjit Manocha(アジット・マノチャ)氏は、同四半期の結果について「堅調」と表現し、「現在進行中のAIブームが引き続きファブの拡張および装置販売を牽引しており、業界が直面する地政学的な緊張、関税変動および輸出規制をめぐる不確実性に対する回復力を示しています」とコメント。なお前期比ではわずかな減少となったことについて、SEMIは通常の季節変動に沿った動きだとしている。