Infineon Technologies(インフィニオン テクノロジーズ)は、同社のエッジAIプラットフォーム「DEEPCRAFT Studio」の拡張としてコンピュータビジョンをサポートすることを発表した。

このサポートによりDEEPCRAFTでは低電力消費、低メモリ消費のビジョン用エッジAIモデルの開発が可能となり、これにより例えば、工場における部品の目視検査をリアルタイムで実施したり、人間が立ち入った際に機械類の停止などが容易に行えるようになるという。

また、データ収集と前処理からモデルの搭載に至るまで、ビジョンベースのユースケースに向けたAIモデル開発の各ステップが最適化されるようになり、機械学習マイコン「PSOC Edge」と組み合わせることで、ユーザーは自社の製品にエッジAI機能を追加することができるようになるともしている。

さらに、ユーザーである開発者は、 自身のコンピュータとカメラを使用してモデルをリアルタイムで実行できるようになるため、ハードウェア上に搭載する前にモデルが意図したとおりに動作するか確認することができるなど、開発速度を高めることが可能になるとも説明している。

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