ソニー・ホンダモビリティ(SHM)は9月27日、2025年より北米および日本で販売予定の電気自動車ブランド「AFEELA(アフィーラ)」に、テスラが手掛けた充電規格「北米充電規格(North American Charging Standard、NACS)」(テスラ規格)を採用することで、テスラと合意したことを発表した。
テスラの急速充電設備であるスーパーチャージャーは2024年9月末時点でグローバルで約6万基が設置されており、日本でも150kW以上の充電性能を有する90%の機器がスーパーチャージャーであるとテスラでは説明している。SHMでは、充電におけるユーザーの利便性を最重視した結果、NACSの採用を決定したと説明しており、テスラのEVを除く日本向け車両におけるNACS規格の採用は国内初となるとする。
なお、AFEELAの第1弾商品は、北米にて2025年前半から先行受注を開始し、同年中に発売を予定している。また、デリバリーについては北米で2026年春、日本では同年後半の開始が予定されている。