SUBARUは11月1日、2025年より北米で販売する電気自動車(BEV)の充電ポートに北米充電規格(North American Charging Standard:NACS)を採用することでTesla(テスラ)と合意したことを発表した。

この取り組みについて同社は、顧客の充電時の選択肢を増やすことを目的としており、2025年以降に北米で発売する一部のEVにおいて、NACS用充電ポートの採用を開始し、順次NACSの採用を推進していくとしている。また、CCS(Combined Charging System)規格の充電ポートを採用しているEVを使用されている顧客についても、2025年以降にアダプタを用いてNACS充電器で充電できるような開発を進めていく予定ともしている。

今回のNACS採用により、SUBARUのEVユーザーは、北米地域において1万5000基以上とされるテスラのスーパーチャージャー(急速充電設備)を利用することが可能となり、充電時の利便性が向上することとなると同社では説明している。