ジャパンディスプレイ(JDI)は1月31日、令和6年能登半島地震の影響で設備など損傷を受けていた影響で液晶パネルの生産を停止していた石川工場における生産を本格的に再開させたことを発表した。
同社によると、精密装置の調整および動作確認を慎重に進めつつ、1月24日より一部ラインでの生産を開始。1月31日より本格的な生産再開にこぎつけたとしている。また、クリーンルームの温湿度調整などに必要な重油およびLPGの確保は引き続きの課題となっているものの、継続して安定確保に努めていくとしている。
なお、今回の地震による業績への影響については、現在精査中としている。