エン・ジャパンが運営するミドルの転職は11月29日、サイトを利用している人材紹介サービスの転職コンサルタント214人を対象に実施した「2024年ミドルの求人動向」の結果について発表した。

2024年のミドル人材を対象とした求人募集の変化について聞くと、78%が「増加すると思う」と回答した。また、2024年はミドル人材にとって転職に適した年かどうかという質問に対しては、84%が「思う」と回答している。

  • 2024年はミドル人材にとって、転職に適した年だと思いますか? 引用:2024年ミドルの求人動向(エン・ジャパン)

    2024年はミドル人材にとって、転職に適した年だと思いますか? 引用:2024年ミドルの求人動向(エン・ジャパン)

2024年のミドルの求人募集が増加すると予測する人にその理由を聞くと、上位は「若手人材の不足により、採用人材の年齢幅を広げざるを得ないため」で54%、次いで「既存事業拡大に伴う、経験者募集が増えているため」が46%、「管理職が不足しているため」が37%となった。

  • 2024年において、「35歳以上」のミドル人材を対象とした求人募集は「増加すると思う」と回答した方に伺います。その理由を教えてください。 引用:2024年ミドルの求人動向(エン・ジャパン)

    2024年において、「35歳以上」のミドル人材を対象とした求人募集は「増加すると思う」と回答した方に伺います。その理由を教えてください。 引用:2024年ミドルの求人動向(エン・ジャパン)

なお「減少する」と回答した人の理由は「DX化が進み必要な人員数が減少するため」が55%で最多だった。

2024年はミドルの求人が増えると予測する転職コンサルタントに、どのような増加が予想されるか調査すると、業種では「IT・インターネット」が最多で49% 、職種では「技術系(IT・Web・通信系)」が最多で34%となっている。