Samsung Electronicsが10月11日、2023年第3四半期(7〜9月期)の連結決算の速報値を発表した。

それによると、半導体・ディスプレイ、スマートフォン、家電などを含む全体の連結売上高は前年同期比では13%減も、前四半期比では12%増となる67兆ウォンだったという。この結果、同社の全社売上高は4半期ぶりにプラス成長に転じることとなった。また営業利益は前年同期比8%減ながら、前四半期比では3.6倍の2兆4000億ウォンと大幅に伸ばす結果となった。

韓国の半導体業界関係者の間からは、主力の半導体メモリの価格が下げ止まったこともあり、Samsungの業績は底を打った可能性があるとの声がでている。しかし、同社の半導体事業は、DRAMが前年比3割減、NANDも同4割減と低迷しており、第3四半期も赤字から抜け出せない状況が続いており、スマートフォンや家電、ディスプレイ事業などの黒字を押し下げる要因となっている模様である。メモリ需要の低迷が続いており、半導体事業は第4四半期あるいは2024年第1四半期まで赤字が続く見込みで、黒字化はもう少し先になりそうである。

なお、半導体事業はじめ各事業の業績の詳細などについては、10月末に報告する予定だと同社では説明している。