アシストマイクロ、Wiris社の数式エディタと数学問題作成ツールを法人向けに販売

教育関連やビジネス向けソリューション事業を展開するアシストマイクロは4月26日、STEM(Science,Technology,Engineering and Mathematics)分野のDXを推進するため、法人向けにスペインのWiris社の数式エディタ「MathType(マスタイプ)」と数学問題作成ツール「WirisQuizzes(ワイリスクイズ)」の販売を開始した。

「MathType」は、STEM分野で活用される数式や特殊記号、図形を扱う数式エディター。Microsoft Word、Google Docsなどの文章作成ソフトやMoodle、Open LMS、Canvas、Google ClassroomなどのLMS(Learning Management System:学習管理システム)他CMSなどとも連携し、LaTeXなどの専門知識不要で数式入力を効率的に行える。マウスや指、スタライスペンなどを活用した手書き入力にも対応する。

「WirisQuizzes」は、LMSと連携し数学問題を効率的に作成するためのツールで、問題作成、出題、解答回収、自動採点、フィードバックまで一連の作業をLMS上で実施する機能を提供する。問題作成機能では、シンプルな数式問題から、グラフ作図やグラフ内への解答図示、数式を含む自由記述問題に対応。出題機能に関しては、問題の一部をランダム化し学生ごとに異なる出題をすることも可能で事前の動作テストも行える。対応LMSは、Blackboard Learn、Moodle、Open LMS、Canvas、Brightspaceとなっており、Google Classroomは近日対応を予定している。製品は、主に教育機関や研究機関、STEM関連出版社、デジタルコンテンツ制作会社向けにクラウド及びサブスクリプション方式での年間契約で提供される。詳細は応相談となる。