Check Point Software Technologiesは2月13日(米国時間)、「Love Bites: Valentine’s Day shoppers advised to be aware of targeted online scams - Check Point Software」において、バレンタインデーの買い物をする人に対し、オンライン詐欺に注意するよう呼びかけた。バレンタインデーのような特別な行事はサイバー犯罪者にとってもチャンスであり、恋人を持つ多くのユーザーが標的にされると警告している。

  • Love Bites: Valentine’s Day shoppers advised to be aware of targeted online scams - Check Point Software

    Love Bites: Valentine’s Day shoppers advised to be aware of targeted online scams - Check Point Software

Check Point Software Technologiesによるバレンタインデーに関する主な調査結果は次のとおり。

  • 2023年1月以降にバレンタインデー関連の新規ドメインが前月比で54%増加
  • 2023年2月以降、「love」または「Valentine」という言葉を含むドメインの10個に1個が潜在的に危険であると確認
  • 2022年2月初旬以降、バレンタインデー関連の電子メールにおいて1,000通に1通が悪質または不審であることが判明
  • 過去1カ月で、LoveやValentineを含むWebサイトが悪質と判断される確率が平均の2倍だった

バレンタインデーの時期に安全に買い物できるよう、オンラインショッピングを利用するユーザーに対し、注意と警戒が促されている。不審なメールに対して返信しない、リンクをクリックしない、添付ファイルを開けないといった対策を徹底することや疑わしいメールはすぐに削除するといった保護策が紹介されている。また、フィッシング対策ソリューションを導入することやフィッシングの一般的な手口やフィッシング対策のベストプラクティスに関する知識を高めるなどの緩和策を実施することも推奨されている。