ソフトバンクの子会社でインターネットエクスチェンジ(IX)事業を行うBBIXは10月17日、SCSKとデータセンターコネクティビティ領域において協業契約を締結したことを発表した。同協業により、BBIXが提供するクラウド型ネットワークサービス「Open Connectivity eXchange(OCX)」の西日本地域で初となる接続拠点として、2022年11月1日にSCSKの「netXDC三田センター」(兵庫県三田市)を追加する。

  • 協業イメージ

    協業イメージ

OCXはBBIXのIXプラットフォーム上で提供するクラウド型ネットワークサービス。顧客が利用するさまざまなクラウドサービスやデータセンターに、低遅延かつ拡張性のある接続サービスを、専用のポータル画面で、オンデマンドで提供する。

「netXDCデータセンター」で接続サービスを提供しているSCSKは、OCXの接続拠点に「netXDC三田センター」を追加することで、ユーザーがSCSKのデータセンターからOCXに接続することが可能になる。

SCSK ソリューション事業グループ 西日本ITマネジメント事業本部長の上田耕司氏は「今回の協業で、製造業における重要な3要素(生産性向上・コスト削減・品質向上)の実現に向けたIoTやAI、ビッグデータによる最適化されたスマートファクトリーソリューションの展開を進めていく」とコメントしている。