東芝エネルギーシステムズとサイバージムジャパンは8月2日、エネルギー事業者向けサイバーセキュリティ訓練サービスに関する協業を行う旨の覚書を締結したと発表した。
両社は電力会社を中心としたエネルギー事業者およびインフラ事業全般(工場、ビル、電鉄など)向けのサイバーセキュリティ訓練サービスの国内向け共同開発・提供や、アジア展開などにおける協業を推進する。具体的には2022年度下期以降に、順次サービスを提供していくという。
東芝エネルギーシステムズは、エネルギー事業関連の製品・システム・サービスの開発・製造・販売を行っており、特に国内外で電力系のOT(Operational Technology)領域でのシステムエンジニアリングの知見、およびそれらに関する納入実績を有している。
また、サイバージムジャパンは、イスラエル電力公社などを戦略的パートナーとするCyberGym Controlとの共同事業として、CYBERGYM独自のサイバーセキュリティ訓練サービス用の設備およびプログラム(CYBERGYMアリーナ)をアジア地域において提供している。