電通は6月16日、オールアバウトパートナーズと共同で、BtoB企業のオウンドメディアにおける記事コンテンツの企画・制作・改善を一気通貫でサポートするサービス「Elite Connector(エリートコネクター)」を開発し、同日より提供を開始すると発表した。

BtoBビジネスを展開する企業では、オウンドメディアを活用した情報発信が重要だが、「読みたくなるコンテンツ」や「検討フェーズ(認知・検討・決定)に合わせたコンテンツ」を企画立案することが難しく、平均3000文字前後の記事コンテンツのチェックとその継続的な運用・改善には多くの人的リソースが必要になる傾向があるという。

そこで、BtoBビジネスに特化したソリューションの提供・開発を行う国内電通グループ横断組織「電通B2Bイニシアティブ」と、記事制作ノウハウを持つオールアバウトパートナーズは、ビジネス系メディアを中心とした、100以上のメディアと提携し、記事コンテンツを企画・制作するサービス「Elite Connector」を開発した。

  • Elite Connectorのサービス提供体制

    Elite Connectorのサービス提供体制

Elite Connectorでは、電通B2BイニシアティブのコンサルタントによるBtoBマーケティング課題の抽出。、提携する100以上のメディアを活用した記事制作プランの策定、メディアのクレジットが入る記事コンテンツの企画・制作、事後の分析や改善施策の提案を行う。

ライターとのやりとりを含む全工程を専門チームが担うため、自社での継続的なリソース確保や業務負荷を大幅に削減することができるという。また、提携媒体でのタイアップ記事広告の出稿を必須としていない点も、特徴だという。