Intelは4月7日(米国時間)、Intelが進めるグローバルな供給能力の拡大、リーダーシップ製品の提供、ファウンドリサービスの実現などに向け、継続的な改善と卓越したパフォーマンスを提供したサプライヤを表彰するプログラムの2022年版「Intel EPIC Supplier Program awards」を発表した。
Intelは、品質、革新性、パフォーマンスを測定および改善するための客観的なシステムとして、1987年に認定プログラムを設立し、2020年までは「SCQI賞(サプライヤー・コンテニュアス・クオリティー・インプルーブメント)」として表彰を行ってきた。2021年から受賞基準を拡大し、パートナー企業の「EPIC(Excellence:卓越性、Partnership:パートナーシップ、Inclusion:包括性、Continuous improvement:継続的改善)」のパフォーマンスを評価対象としたものへと変更した。
同プログラムは、最高の業績を上げているサプライヤを3つのクラスの賞で表彰するもので、上から「Outstanding Supplier Award(最優秀サプライヤ賞)」、「Distinguished Supplier Award(優秀サプライヤ賞)」、「Valued Supplier Award(準優秀サプライヤ賞)」となっており、これらの受賞企業は、継続的な改善に対する真に世界クラスの取り組みを表彰するものとしている。
2022年版の各賞の受賞企業は以下の通り(ABC順)。一部の企業にはIntelが特に卓越したと評価した項目が記されている。日系企業(日本企業の海外法人を含む)は17社が受賞している。
「Outstanding Supplier Award」:すべての指標の中で最高のパフォーマンスを挙げた企業
- Applied Materials(多様性)
- Lam Research(多様性)
- Securitas Security Services USA
- 千住金属工業
- The PEER Group
- 東京エレクトロン(TEL)
Distinguished Supplier Award:パフォーマンスが常に期待を上回っている企業
- ASML
- AT & S Austria Technologie & Systemtechnik
- Brewer Science
- Capgemini
- Carl Zeiss SMT
- Daewon Semiconductor Packaging Industrial
- ディスコ
- FormFactor
- GF Piping Systems
- JX金属(JX Nippon Mining & Metals)
- Keysight Technologies
- Kokusai Electric(旧 日立国際電気)(安全性)
- レーザーテック
- Moses Lake Industries(多摩化学工業の海外法人)
- 村田製作所
- 村田機械
- ナミックス
- Powertech Technology
- Synopsys
- Technoprobe
- 東京応化工業
- トーソークォーツ
- トーソーSMD
- Valex
- Veolia ES Technical Solutions
- Wipro
Valued Supplier Award:着実に業績を上げている企業ですべてのプログラム基準で改善し少なくとも1つの重要な領域で期待を上回っている企業
- AGC(旧 旭硝子)(納期)
- ASM International(技術力)
- Compass Group (多様性)
- 富士フイルム エレクトロニクスマテリアルズ(持続可能性)
- ギガフォトン(技術力)
- HCL Technologies(コスト)
- JLL(多様性)
- ニコン(コスト)
- PSK(品質)
- Siliconware Precision Industries(納期)
- Siltronic(持続可能性)
- Skanska USA Building(多様性)