米国土安全保障省サイバーセキュリティ・インフラストラクチャセキュリティ庁(CISA: Cybersecurity and Infrastructure Security Agency)は3月22日(米国時間)、「Drupal Releases Security Updates|CISA」において、オープンソースのCMS「Drupal」に脆弱性が存在すると伝えた。この脆弱性を悪用されると、攻撃者によって影響を受けたシステムの制御権が乗っ取られる危険性があるとされている。

脆弱性に関する情報は次のページにまとまっている。

  • Drupal core - Moderately critical - Third-party libraries - SA-CORE-2022-006|Drupal.org

    Drupal core - Moderately critical - Third-party libraries - SA-CORE-2022-006 | Drupal.org

脆弱性が存在するとされるプロダクトおよびバージョンは次のとおり。

  • Drupal 9.3系
  • Drupal 9.2系

脆弱性が修正されたプロダクトおよびバージョンは次のとおり。

  • Drupal 9.3.9
  • Drupal 9.2.16

脆弱性の深刻度は5段階評価で上から3つ目の「Moderately Critical」に分類されており、Drupal 7系は影響を受けないとされている。CISAは、上記のセキュリティ情報をチェックするとともに、必要に応じてアップデートを適用することを推奨している。