ラクスは2月21日、同社が提供するクラウド型経費精算システム「楽楽精算」をバージョンアップさせ、「請求書処理支援オプション」において、支払依頼の伝票作成時に手入力が不要になる新機能を提供開始することを発表した。

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請求書処理支援オプションは、受取請求書のアップロード作業および支払依頼伝票作成 を効率化するもの。指定のメールアドレス宛に送付された電子請求書(PDF)の自動アップロードや、紙の請求書の複数枚一括スキャン、請求書に特化したAI-OCR によるデータ化が可能。毎月の受取請求書の処理工数を約66%削減するという。

しかし、これまでの請求書処理支援オプションでは、内訳と負担部門の項目に関しては「楽楽精算」上で支払依頼伝票を作成する際に毎回手入力する必要があった。今回のアップデートにより、伝票の細かなパターンを登録し、請求書読み込みと同時に詳細な伝票が自動で作成できるようになる。

設定した支払先からの請求書をアップロードすると、登録した伝票の明細が自動で反映され、「楽楽精算」で支払依頼伝票を作成する際に手入力が不要になった。支払依頼を行う申請者の手入力を削減できるのに加え、手入力削減により入力ミスが減り、経理担当者の差戻し・修正対応の工数削減にもつながるとしている。