日立ソリューションズ・クリエイトは9月8日、医療機器のセキュリティ規格の認証取得をめざす企業向けに、対象となる医療機器のセキュリティ規格への準拠を支援する「医療機器認証取得向けサイバーセキュリティ支援サービス」の販売を開始すると発表した。

近年、国内外で医療機関に対するサイバー攻撃も増加しており、医療機器は今後も高機能化、ネットワーク化が進むことが予測されるため、情報セキュリティ対策の重要性が増している。

  • 「医療機器認証取得向けサイバーセキュリティ支援サービス」の流れ

同サービスは、医療機器の認証取得に向けて、正式申請前に第三者によるセキュリティ診断を実施し、対象機器のセキュリティ上の課題の確認を可能にする。対象機器のプロトタイプ版でも実施できるため、製品開発の作業と並行して、早い段階での課題の洗い出しや対策を行うこともできる。

  • 「医療機器認証取得向けサイバーセキュリティ支援サービス」の特長

また、脆弱性をはじめとする医療機器のセキュリティ課題の報告、対策の助言を行う。さらにファジング診断などのセキュリティ診断を柔軟に組み合わせることができ、対象機器の特定機能に絞ったセキュリティ診断や脆弱性への対策後の再確認など、さまざまな要望に対応するとしている。

同サービスの販売価格は個別見積り。