ブラザー工業の国内販売子会社であるブラザー販売は26日、スマホアプリでラベルを作成できる製品「ピータッチキューブ(P-TOUCH CUBE)」シリーズの累計販売台数が30万台を突破したことを発表した。

  • 多様なシーンで活躍するP-TOUCH CUBE(同社資料より)

同シリーズは、キューブ形のおしゃれなライベルライターで専用スマホアプリでテキストスキャンや翻訳機能など機能をアドオンする。なかでもテンプレート機能はラベルデータをクラウドやメールで共有し、「整理収納」「書類整理」「名前付け」「ギフト・ラッピング」など用途ごとにフォントやデザインに富んだクールなラベルを作成できる。

2020年は前年比約1.5倍と想定以上の販売を達成しており、"おうち時間"の増加による整理整頓の需要が要因と見ている。テレワークや外出自粛で増える自宅での時間だが、自宅のモノをラベルで整理することで機能的な役割も与えられる。同社では今後もスマホやクラウドを活用した新たなラベリングの価値を提供していく構えだ。