コンカーとインフォマートは11月27日、愛知県春日井市、群馬県前橋市、埼玉県三郷市、東京都三鷹市の4自治体における、両社が提供するクラウドサービスを活用し共同で実施した実証実験の結果を発表した。

同実証実験は、上記の4自治体において、コンカーの請求書管理クラウド「Concur Invoice」と、インフォマートの請求業務を電子データ化するクラウドサービス「BtoBプラットフォーム 請求書」を試験的に導入し、請求書管理・処理業務の効率化ならびにデジタル化の有効性を検証したもの。

  • 各自治体における請求書処理に係る作業時間の削減率(コンカー、インフォマート算出)

両社によると、各自治体における両システム導入前後の業務時間の削減率を算出したところ、春日井市では77%、前橋市では41%、三郷市では72%、三鷹市では84%と、実証実験に参加した4自治体すべてにおいて削減効果が確認できたという。

コンカーは今後も、学校法人、中央省庁、地方自治体、独立行政法人、病院などの公共 機関などを対象とし、ヒアリングを中心とした効果測定を実施しDX(デジタルトランスフォーメーション)を支援する方針だ。