弥生は9月28日、会計事務所が顧問先（事業者）の代わりに会計帳簿作成を行う業務（記帳代行業務）を支援する「記帳代行支援サービス」を開始した。

  • 記帳代行業務プロセス

    記帳代行業務プロセス

同サービスを契約することで、会計事務所は紙証憑をスキャンしてアップロードをするだけで、証憑データが「弥生会計 AE」へ自動仕訳された状態で取り込めるようになる。また、「弥生会計 AE」の画面上で証憑データと自動仕訳の結果を同時に目視できるため、仕訳の確認と修正を効率的に行うことができるという。

領収書や預金通帳などに対応し、99.9%の精度でデータ化が可能だとしている。会計帳簿作成に必要な証憑の受領から入力、確認や修正までの業務全体を効率化できるとしている。

取引データは、ブラウザーを使用せずに直接「弥生会計 AE」に取り込むことが可能。作成された仕訳は別ウインドウで元証憑画像を表示することが可能だという。

同サービスを利用するには、弥生の会計事務所向けパートナープログラム（弥生PAP）への入会が必要となる。

  • サービス全体像

    サービス全体像

利用料は、月額基本料金1万円（10ライセンスを含む、税別）と、証憑データ化料金1明細あたり18円（税別）。10月1日〜2021年9月30日の期間は「記帳代行効率化キャンペーン」として、証憑データ化料金から1顧問先あたり最大1,000円を値引きする。

なお、最大3カ月間、基本料金や証憑データ化料金なしで利用できる「無料体験プラン」も用意される。