業務用ICTソリューションやクラウドサービスを提供するシステムインテグレータは、「EDB Postgres 12」に対応したデータベース開発支援ツール「SI Object Browser for Postgres 20」を6月25日にリリースする。製品は販売代理店を務めるアシストから販売される。

PostgreSQLをベースにしたエンタープライズDB製の「EDB Postgres」は、昨年12月最新バージョン「EDB Postgres Platform 12」をリリースしており、「SI ObjectBrowser for Postgres 20」ではバージョン12への対応に加え、待機イベント確認機能を追加。DBのパフォーマンスが悪化した場合に待機イベント情報でボトルネックを特定し、素早く対応できるようになっている。

  • 「SI Object Browser for Postgres 20」待機イベント確認画面(同社資料より)

    「SI Object Browser for Postgres 20」待機イベント確認画面(同社資料より)

システムインテグレータの「SI Object Browser」はDBに接続し、テーブルやビューなどの各種オブジェクトの作成やテーブルデータの編集、ストアドプログラムの作成やデバッグなどをGUIで操作することができるツール。2020年5月時点で日本国内19,000社、ライセンス販売230,000を超える実績を持つ。

同社では、年々増加する「EDB Postgres」のシェア拡大に対応するため今後も最新バージョンへの対応に力を入れていくという。「SI Object Browser for Postgres 20」の販売価格やアシスト社提供のプロダクトサポートサービスについては、Webページで確認できる。