半導体および半導体製造装置市場動向調査会社である米VLSIresearvchは、2020年の半導体製造装置におけるプローブカードサプライヤに関する顧客満足度調査結果を発表した。

同調査は、プローブカードの顧客74社からのアンケート結果を10点満点で評価したもので、それによると、伊Technoprobe、米FormFactor、そして日本電産リード子会社のSV TCLの3社が最高ランクの5つ星を獲得した。Technoprobeは3年連続で同分野トップの地位を獲得。その背景としてVLSIresearchでは、顧客へのフィールドエンジニアリングサポートの良さ、アプロケーションサポートの良さを挙げている。また2位のFormFactorの強みとしては、業界における技術的リーダーシップ、サプライヤとしての信頼性、3位のSV TCLについては、顧客へのアプリケーションサポートの良さ、他人に購入を勧めたいサプライヤといった部分を挙げている。

なお、4位には星4つ半で日本電子材料が入っており、同社の強みとしては、顧客との協業、販売後のサポートの良さが挙げられている。

  • VLSIresearch

    VLSIresearchによる2020年のプローブカードサプライヤ顧客満足度調査による優秀企業(7点以上、3つ星以上)ランキング (出所:VLSIreserch)