宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、7月11日8:41(地上時間)ころより実施した小惑星探査機「はやぶさ2」の2回目の小惑星リュウグウへのタッチダウンに向けた最終降下判断(GO/NOGO判断:Gate3)の結果として、9:04(同)にGO判断としたことを明らかにした。

今回のGO判断により、機体は地上からのコントロールを離れ、自律運用でリュウグウ表面へのタッチダウンに挑むこととなる。

今後のはやぶさ2の動きとしては、機上時刻9:40ころにリュウグウの高度30mに到達。9:51ころにターゲットマーカーの捕捉を行ったのち、垂直降下を実施。9:57に高度8.5mへと到達し、10:03ころに着陸地点の上空に静止。10:05ころ(同)から10:45ころにかけて目標とする半径3.5mの円形の領域「C01-Cb」へのタッチダウンに挑むこととなる。

なお、9時4分時点のはやぶさ2は、リュウグウから高度約300mの位置に到達しているという。

  • はやぶさ2
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  • 7月11日6:30ころに行われた第2回タッチダウン時に運用を担うスタッフへのシフト交代ブリーフィングの様子 (C)ISAS/JAXA

はやぶさ2の2回目のタッチダウンの降下イメージ (C)ISAS/JAXA