Xilinxは2月5日、自社のIPポートフォリオとして、新たにHDMI 2.1 IPサブシステムを追加したことを発表した。これにより、同社はFPGAをはじめとする同社デバイスを放送機器に搭載することで、最大8KのUHD映像の送受信および処理ができるようになると説明している。

同IPを活用することで、HDMI 2.1がサポートするネイティブ8KインタフェースとFPGAなどに搭載されている高速I/Oトランシーバにより、従来、複数のASSPなどで構成されていたシステムを1チップだけで、処理、圧縮、高品質な分析および意思決定までサポートすることが可能となるとするほか、同機能を 8K over IP ストリーミング用の8Kライトウェイトメザニンコーデックと組み合わせることで、設置面積、消費電力、BOMコストの削減も可能になるとしている。

  • HDMI 2.1

    Xilinxから4K/8Kに対応する各種IPが提供されるほか、同社のパートナー各社からもIPが提供される予定 (2018年11月にXilinxが発表した資料より抜粋)