グローリー社は6月20日、ロボットシステムインテグレーション事業を本格稼働していくことを発表した。同社は、同年5月15日に双腕型産業用ロボット「NEXTAGE」の販売店契約を締結していた。グローリー社は「NEXTAGE」のユーザーでもあり、これまで備えたノウハウをパッケージとして販売するという。これに伴い、事業名を「ASROF(アスロフ)」とし、新たな事業ブランドとして確立する。

販売を始めたパッケージは「NEXTAGE」を導入する顧客に、幅広く活用してもらことを目指すもの。マルチハンドをはじめとする周辺装置と併せて、ロボット操作方法のほか、導入工程でのさまざまな注意点等のアドバイスを1Dayサポートとして提供するなどといった7種の機能が盛り込まれている。

幅広く活用できる7種の機能

なお、同社埼玉工場の「NEXTAGE」を導入した自動化ラインの見学会とセミナーを有料で開催する。第1回セミナーは2017年9月14日に予定している。詳細は、後日同社のホームページで掲載予定とのこと。