日本ワムネットは11月1日、企業向けオンラインストレージ「GigaCC ASP/OFFICE(GigaCC)」が、インターナショナルシステムリサーチが提供するクラウド向け認証サービス「CloudGate UNO(クラウドゲート ウノ)」と認証連携すると発表した。

CloudGate UNO認証フロー

GigaCC ASP/OFFICEは、ファイル送受信や共有を行なえるツールとして利用する企業向けオンラインストレージソリューション。SSO(シングルサインオン)連携機能を利用することで、複数のアカウントやパスワードを管理する必要がなくなり、大規模運用時の利用ユーザーの利便性をより高めることが可能だとしている。

CloudGate UNOは、一度の認証でセキュアにアクセスする「One Safe Login」をコンセプトに、各種クラウドサービスへ、ワンタイムパスワードやFIDO U2Fプロトコル対応ハードウェアトークンによる2要素認証、時間別・国別アクセス制限、クライアント証明書による端末認証、スマートフォンを利用したパスワード不要の指紋認証など、クラウド認証におけるさまざまなセキュリティ要件を実現できる多くの機能を提供している。

今回の連携により、CloudGate UNOの利用ユーザーは、一度ログイン済みであれば、SAML2.0でのシングルサインオンでGigaCCへ、アクセスできるようになる。これにより、利用者は各種クラウドサービスに加え、個別のパスワード入力無しでGigaCCにシームレスにアクセスが可能になり、企業間のセキュアなファイル受渡し・共有を実現するだけではなく、IT管理部門は利用者情報の統合や、セキュリティポリシーの統一化などのセキュリティ強化を実現できる。

日本ワムネットでは、この連携によりGigaCCのさらなる利便性の向上と販売の強化を図っていくとしている。