サイバーエージェントの連結子会社であるサイバーエージェント・ベンチャーズは5月30日、ユーザー行動分析ツール「SLASH-7」の開発・運営を行うpLuckyに対して、5月20日付で出資を行ったことを発表した。

SLASH-7は、開発者の負担を最小限にとどめつつ、グラフィカルな管理画面で高度なユーザー分析が行えるツール。大手分析ツールで計測が困難な施策の効果を経過観察でチェックできる分析機能を備えており、単体導入だけではなく、既存ツールの補完目的で導入することもできる。

また、同ツールはGoogle検索サービスの中核をなすビッグデータの高速分析テクノロジー「Google BigQuery」を基盤技術として活用している。これにより、高度な分析や大量のデータを扱う分析でも短時間での結果取得が可能になったほか、低価格での提供が実現できているという。

SLASH-7 クローズドβサイト

サイバーエージェント・ベンチャーズは今回の出資について、pLuckyへの資金提供のみならず、サービス価値の向上や販売支援、将来のグローバル展開も視野に入れた経営サポートも行っていくとしている。