マイナビは12月13日、2014年卒業予定のマイナビ会員ユーザーを対象とした「2014年卒マイナビ大学生広報活動開始前の活動調査」の結果を発表した。同調査は2012年11月13日~11月29日に実施されたもので、回答数は4714となっている。

12月1日が就職活動開始日となって今年で2年目になるが、調査結果を見ると、12月以前から就活の準備をしている学生の割合はほぼ前年と同じ割合の約8割。また、準備開始時期についても9月~10月が4割強(43.9%)、11月が3割強(30.7%)と前年並みとなっており、準備を開始した理由も前年同様に「就職活動への不安や焦りから」が最多だったという。

就職活動の準備の有無とその理由(発表資料より)

インターンシップの参加率(発表資料より)

就職活動が12月スタートとなったことについて、前年度はネガティブに捉える学生の割合が多かったが、今年度は68.1%が「プラスに捉えている」「どちらかといえばプラスに捉えている」と回答した。

就職活動に対する準備の内容について見てみると、「学内セミナーに参加」が約4割、「インターンシップに参加」が約3割となっている。一方、準備をしなかった学生の理由は「何をしたら良いか分からなかった」が46.1%で最も多い。

また、インターンシップの平均参加社数は前年比0.3社増の1.7社となり、33.8%の学生が複数企業のインターンシップに参加している。インターンシップの期間は「2日以上~1週間未満」(39.6%)が主流で、「1日」が32.8%。インターンシップを除く、就職活動準備に関するイベントへの参加率は82.5%で、前年と同程度の割合となっている。

今回の調査結果の詳細は、同社の採用支援サイト「マイナビ採用サポネット」で公開している。