ワタミは、海外の店舗を対象に、富士通のフードサービス業向けSaaS型業務支援ソリューション「CloudStage F(クラウドステージ エフ)」を導入し、日本と同様の店舗運営や管理を実現したと発表した。

フードサービス業向けSaaS型業務支援ソリューション「CloudStage F」システムイメージ図

ワタミでは、2000年に「和民(中國)有限公司」の設立を皮切りに、積極的に海外店舗展開を進めており、現在では香港を中心にアジアに71店舗を展開している。海外展開が加速する一方で、各国店舗の受発注業務など一部のオペレーションにおいて日本のシステムが適用できないため、煩雑な運用となっており、また、急速な海外展開を支える上で、言語や通貨単位が異なる現地運営会社と日本側とのシステム連携も課題となっていた。

本システムは、海外店舗からインターネットを介し、富士通の国内データセンターにあるフードサービス業界向けのクラウド環境「CloudStage F」(開発元:富士通ゼネラル)にアクセスするもので、システムは日本語、英語、中国語(簡体文字、繁体文字)に対応しており、各国にて発注・棚卸・売上管理などの業務を行う。

クラウドを活用したデータの一元管理により、海外各店舗では発注業務などがシステム化されることで現地の業務効率化を実現。また、本社側の経営層では海外店舗の売上や損益状況をリアルタイムに把握することでスピーディーな経営判断が可能となり、経営強化につなげることができる。

「CloudStage F」経営効率の向上拡大イメージ

さらに、今後の海外エリアの拡大、店舗増設の際にもクラウド環境に接続することにより短期間でのシステム導入が可能となる。

ワタミでは、本年11月に香港の各店舗にてシステムを稼働し、順次海外各国店舗へ展開していく予定となっている。