Make Tech Easier - Uncomplicating the complicated, making life easier

GUIは、マウスを使って直感的な操作を繰り返すことで、マニュアルを読まなくてもシステムやアプリケーションを扱えるようにするという重要な役割を担っている。しかし、目的とする操作が明らかであり、日々繰り返す作業であるような場合、マウスを使った操作は、煩わしさが増すという結果になりかねない。

こうした場合に活用されるのがショートカットキーだ。OSはさまざまなショートカットキーを提供している。Make Tech Easierに「10 Great Windows 7 Keyboard Shortcuts」としてWindows 7における10のショートカットキーが掲載されている。どれも便利で参考になる。紹介されているショートカットキーは次のとおり。

  • タスクバーに登録したアプリの起動: Windows+数字(1から0まで。1が一番左のアプリに対応し、以降1つ右にいくごとに1、2、3…となる)
  • タスクバーからアプリインスタンスを1つ増やす: 対象アイコンをShift+クリック
  • タスクマネージャの起動: Ctrl+Shift+ESC
  • システムプロパティの起動: Windows+Pause
  • アプリケーションを管理者権限で起動: 対象をCtrl+Shift+クリックまたはCtrl+Shift+ダブルクリック
  • エクスプローラでフォルダの新規作成: Ctrl+Shift+N
  • エクスプローラでファイルの「送る」先を増やす: Shift+右クリック→「送る」
  • エクスプローラでフォルダを選択してコマンドプロンプトを起動: フォルダ上でShift+右クリック→「コマンドウィンドウをここで開く」
  • デスクトップを表示: Windows+スペース
  • システムトレーへフォーカス: Windows+B

特にWindowsキーと数字の組み合わせでタスクバーに登録したアプリケーションを起動する方法は、Windows 7を使う上で必須として覚えておきたい操作だ。よく起動するアプリケーションをタスクバーに登録しておけば、スタートメニューを開くことなくショートカットキーで起動できる。この機能はスタートメニューの使用率を下げた主な機能のひとつであるともされている。