Alteraは、次世代3Gおよび4G無線基地局向けとしてFPGAベースのSerial RapidIO Gen2ソリューションの提供を開始したことを発表した。
これは同社のFPGA「Stratix IV GX」に実装されているRapidIO MegaCore Function IPコアとIntegrated Device Technology(IDT)が提供しているSerial RapidIO Gen2スイッチ「80HCPS1848」との相互接続に成功したことによるもので、高性能通信システムに使用される無線カード、ホスト・プロセッサ、およびDSPを接続するための、 20Gbaudのパケット・ベースの相互接続を実現している。
なお、同ソリューションはSerial RapidIO IPコアのほか、ハードウェア開発プラットフォームを含んでおり、同社の「Serial RapidIO MegaCore Function」は、デザイン・スイートの一部として、同社Webサイトからダウンロードして利用することが可能だ。開発環境は、同社の「Quartus II」のバージョン11.0でサポートされ、IPコアは、暗号化IPあるいは完全なユーザ制御が可能なソース・コードとして提供される。