マカフィーは8月19日、「サイバー空間で最も検索リスクの高い有名人 2010」を発表した。今年は、昨年トップだったジェシカ・ビールに代わり、キャメロン・ディアスが米国のWeb検索で最も危険な有名人となった。

今年の調査により、映画スターとモデルの危険率が高い一方、バラク・オバマやサラ・ペイリンといった政治家の危険率は昨年よりも低下していることが判明した。

キャメロン・ディアスの最新の画像・ダウンロード素材を検索すると、約10%の確率で、スパイウェア、アドウェア、フィッシング、ウイルスなどのマルウェアが検出されたWebサイトに接続してしまう可能性があるという。

以下が、インターネット検索で危険な有名人トップ10となる。

「サイバー空間で最も検索リスクの高い有名人 2010」トップ10

順位 氏名 コメント
第1位(9.67%) キャメロン・ディアス (Cameron Diaz) ヒット映画『ナイト&デイ』、『シュレック フォーエバー』で注目の的に。「Cameron Diaz and screensavers」で検索したところ、19%のサイトに悪意のあるダウンロードを含んでいると特定された
第2位(8.89%) ジュリア・ロバーツ (Julia Roberts) アカデミー賞女優で、次回作『食べて、祈って、恋をして』で話題必至
第3位(8.67%) ジェシカ・ビール (Jessica Biel) 昨年の最も危険な有名人が3位にダウン。ジャスティン・ティンバーレイクとの交際と破局の繰り返しで注目を浴び続けており、6月には映画『特攻野郎Aチーム』に出演
第4位(8.33%) ジゼル・ブンチェン (Gisele Bundchen) 世界で最もギャラが高いスーパーモデルが昨年より2位ランクアップ
第5位(8.11%) ブラッド・ピット (Brad Pitt) 出演作や私生活のニュースで常に注目の的。過去3年間10位内に入っているが、今年は5位に上昇
第6位(8.00%) アドリアナ・リマ (Adriana Lima) 2000年からヴィクトリアズ・シークレットのエンジェルを務めていることで知られているブラジル人女性
第7位(7.78%) ジェニファー・ラブ・ヒューイット (Jennifer Love Hewitt)、ニコール・キッドマン (Nicole Kidman) 2人を検索すると同数の危険なダウンロードサイトがヒットする
第8位(7.56%) トム・クルーズ (Tom Cruise) MTVアワードのパフォーマンスと映画『ナイト&デイ』の話題により、8位にランキング
第9位(7.44%) ハイディ・クルム (Heidi Klum)、ペネロペ・クルス (Penelope Cruz) ハイディはTV番組『Project Runway』の司会を務め、ペネロペは最近、映画『Nine』で脚光を浴びた
第10位(7.22%) アナ・パクィン (Anna Paquin) ドラマ『トゥルー・ブラッド』の主演スター