世界でも指折りのリッチマンであるLarry Ellison CEOだが、Oracleからもらう基本給はたったの1ドル…

米Apple CEOのSteve Jobs氏が年間基本給を1ドルしか得ていないことは有名だが、シリコンバレーでこうした行為を行っているのは1人だけではないようだ。米Oracleが8月21日(現地時間)に米証券取引委員会(SEC)に提出した書類によれば、同社CEOのLarry Ellison氏が同社会計年度で2010年度(2009年6月 - 2010年5月)の基本給を1ドルに設定していることがわかった。米Wall Street Journalなどが21日に報じている。Ellison氏はシリコンバレー企業の役員でもトップクラスの高額報酬で知られており、過去3年間に得ていた100万ドルという年間サラリーから一気にダウンしたことになる。

WSJによれば、Ellison氏は今年4月に1億2,400万ドルのストックオプションを行使しており、これはシリコンバレーの過去の実績でも最大の規模だったという。その一方で同氏は今年の報酬を1ドルと大幅に制限しており、企業トップとしての業績に対する責任を負う姿勢をアピールする狙いがあるとみられる。だがこれは同時に、今後もOracleの業績が順風満帆ではない可能性があることも意味しており、しばらくは同社にとって厳しい年が続くことになるかもしれない。

さてEllison氏だが、冒頭にも登場したSteve Jobs氏と仲の良い友人関係であることが知られている。チームを編成しての世界的なヨット大会への出場や億万長者としての派手な生活がクローズアップされる一方で、日本文化に興味を示すなど、繊細かつ激しい性格の気難しい人物だという印象が強い。似たもの同士という意味での友人関係から、その行動でもシンパシーを感じているのだろうか。