シネマプラス、住友電気工業、住友電設、東京プリンスホテルの4社は、大規模業務用案件として日本で初めて、電力線通信技術を用い、テレビ用の同軸線(ケーブル)を利用したVOD(ビデオオンデマンド)サービスの提供を開始したと発表した。

ACLCによるVOD

サービスを開始したのは、東京プリンスホテル。同ホテルでは、すでに2月10日からVODサービスの提供を開始しているという。

シネマプラス、住友電工、住友電設の3社は、LAN工事の実施が難しいホテルにおいて、既存の電力線を用いたPLC(Power Line Communication:電力線通信)でのVODサービスへの導入を進めているが、電力線のかわりにテレビの映像受信に用いられている既存の同軸線を使うことによって、通信品質を大きく改善し、施工をより容易にするACLC(Advanced Cable Link Communication)の導入検証も進めてきたという。

今回のプリンスホテルの工事では、営業を停止することなく、通常のLAN工事と比べ、3分の1程度の工期で導入を実現したという。

ACLCモデム。最大200Mbpsの高速通信を実現

ACLCモデムの設置状況