『平塚球場』
――横浜の2軍・シーレックスの準本拠地


神奈川県平塚市大原1-1 / 両翼91m・中堅120m / 収容人数:16,000人

JR平塚駅から2km弱ほど北へ向かったところの平塚市総合公園内にある野球場。横浜の2軍・湘南シーレックスの準本拠地であり(本拠地は横須賀スタジアム)、2軍公式戦をたびたび開催。1軍の公式戦も毎年1~2試合行われている。すぐ隣にはJリーグ・湘南ベルマーレの本拠地、平塚競技場がある。




『石川県立野球場』
――松井秀喜が数々のエピソードを残す


石川県金沢市北塚町東220 / 両翼91.5m・中堅122m / 収容人数:17,126人

兼六園野球場の老朽化による閉鎖に伴い、1974年に完成。石川県の野球において中心的な存在となっている。ただしフィールド、客席ともに狭く、老朽化も進んでいることから、新球場建設へ向けた動きもたびたび浮上している。中日が毎年主催ゲームを行っているほか、今季は巨人も15年ぶりに公式戦を開催する。




『富山市民球場アルペンスタジアム』
――デストラーデがピッチャーになった球場


富山県富山市下飯野30-1 / 両翼99.1m・中堅122m / 収容人数:30,003人

1992年に完成した北陸初の全面人工芝球場。完成当初から両リーグの各チームが公式戦を行い、96年にはオールスター第3戦も開催された。95年西武のデストラーデが投手として登板した話は有名だ。96年以降、中日が毎年公式戦を開催。さらに今季は石川県立野球場と同様、巨人が15年ぶりの主催ゲームを行う。




『福井県営球場』
――今季はひさびさに中日主催試合なし


福井県福井市福町3-20 / 両翼100m・中堅122m / 収容人数:22,000人

開場は1967年。90年の改築で両翼が100mに延び、観客も22,000人を収容できるようになった。富山アルペンや石川県立とのセットで北陸シリーズが行われることが多く、とくに中日は毎年、また広島も隔年のペースで利用する。ただし今季は中日主催ゲームがなく、公式戦は広島主催の1試合のみとなっている。




『浜松球場』
――中日が毎年公式戦を行う準本拠地


静岡県浜松市中区上島6-19-1 / 両翼99.1m・中堅122m / 収容人数:30,000人

浜松の市街地から車で15分ほどの四ツ池公園内にある本球場。戦後すぐの1948年に建てられた浜松市営球場を前身とする。市営球場の老朽化に伴い全面改築が施され、79年、浜松球場としてリニューアルオープンした。中日が準本拠地として毎年1~2試合を開催。かつてはキャンプもこの球場で行っていた。




『豊橋市民球場』
――豊橋は「市民」「市営」とまぎらわしい


愛知県豊橋市岩田町1-2 / 両翼93m・中堅115m / 収容人数:15,895人

1980年にオープン。2002年以降ほぼ毎年、中日が主催ゲームを1試合行っているが、観客の収容人員は少なく、フィールドもかなり狭い。所在地から岩田球場とも呼ばれる。ちなみに豊橋市中心部の豊橋公園には両翼100m・中堅116mの豊橋市営球場もあるが、プロの公式戦が行われるのは市民球場のほうだ。