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トリマーになるには資格が必要?給料についてもご紹介!

動物達の美容や健康をケアするトリマーは、ペットを飼っている方をはじめ、動物が好きな方にとって憧れの職業でもあるのではないでしょうか。

「トリマーに資格は必要?」
「お給料はどのくらい?」

この記事では、トリマーに必要なスキルをはじめ、給料についてもあわせてご紹介します。

本記事を読めば、トリマーになるための最適な方法や、自身の将来像を明確にイメージできるでしょう。

当サイトに掲載している、トリマーの通信講座について触れている内容とあわせて、ぜひ参考にしてみて下さい。

トリマーにおすすめの通信講座5選と失敗しない選び方の記事はこちら

サイト監修者

徳永浩光

【キャリアコンサルタント】 Webメディア監修

【キャリアコンサルタントとして経験を活かしたサイトの監修】

国家資格キャリアコンサルタント所持。教育研修企業で7年間営業に従事したのちに独立。

中小企業〜大企業まで、会社の規模を問わず、キャリア支援の仕組みづくりや、個々人が理想のキャリアを描くための支援を行う。

キャリア支援の観点から、理想のキャリアや働き方を実現するためのヒントとなる情報を発信。

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目次

トリマーになるには?

トリマーになるには、必ずしも資格は必要ありません。

しかし、トリマーの求人では「一人で一頭仕上げられるレベル」「トリマー専門学校の卒業生」といった一定の条件があります。

そのため、トリマーとして働きたいのであれば、ブラッシング・シャンプー・カット・ブロー・耳掃除・爪切りといった一連の作業を一人でこなすスキルを身に付けることが必要です。

専門学校が近道

最短でトリマー技術の上達を狙うなら、専門学校が近道です。

講師から直接指導を受けられたり、分からないところをその場で質疑応答できたり、効率よく高度な知識と技術が身に付けられます。

独学でテキストや動画を観て理解したつもりでいても、実際に手を動かし評価を受けなければ、上達までに時間が掛かってしまうでしょう。

トリマーは技術勝負の職業であるため、どれだけ技術力を高められるかで、自身の活躍できる幅が大きく変わります。

トリマーに求められる知識と、高度な技術が確実に得られる専門学校は、トリマーになるための最短ルートと言えるでしょう。

通信講座で学ぶ

「専門学校に通う時間がない」
「近くに専門学校がない」

上記に当てはまる方は通信講座がおすすめです。

もちろん、現在トリマーとして活躍している方が、さらなるスキルアップのために学ぶのにも役立ちます。

通信講座は、自身のペースで学べるため、主婦の方をはじめ、忙しい方も働きながら無理なく続けられるでしょう。

カット方法は、動画を通して講師が丁寧に解説しており、何度も繰り返し観られるため初心者でも安心して学べます。

さらに、専門スタッフによる質疑応答やサポートを受けられるため、挫折することなくトリマーを目指せるでしょう。

トリマーの資格について

トリマー資格は数多く存在しており、取得難易度もさまざまです。

ここでは、トリマーの人気資格と、資格レベルについて紹介していきます。

トリマー資格一覧

資格 試験実施団体 資格種別
JKC公認トリマー ジャパンケネルクラブ C級・B級・A級・教士・師範
AAV認定トリマー 全国動物専門学校協会 サロントリマー・トリマー3級・準2級・2級・1級・S級
JDA公認トリマー 全日本愛犬技術者指導協会 3級・2級・1級
ICCグルーマーライセンス インターナショナル・キャット・クラブ
ペット・グルーミング・スペシャリスト JAHTA(日本動物衛生看護師協会)
AKC認定トリマー 青山ケンネルカレッジ
SAE公認トリマー 全日本動物専門教育協会 初級・中級・上級・教師
JPLA公認トリマー 日本ペット技能検定協会 2級・1級・教師
JCSA公認トリマー 日本キャリア教育技能検定協会

初心者向けの資格

初心者向けの資格として挙げられるのが、「JKC公認トリマーC級」「JPLA公認トリマー2級」「JCSA認定マスターライセンス ドッグトリマー」などです。

JKC公認トリマーは知名度が高く、C級資格はJKC公認トリマー資格の中では一番初歩レベルの資格となります。

専門学校に通って資格取得するのが一般的ですが、ジャパンケネルクラブの会員になり、受験することも可能です。

一方、「JPLA公認トリマー2級」「JCSA認定マスターライセンス ドッグトリマー」は通信講座のカリキュラムを修了すると取得できます。

実技課題は、モデル犬と呼ばれる人形を用いて実施し、郵送で審査を受けられるため、試験会場に足を運ぶことなく、自宅受験が可能です。

6か月程度で資格取得できるため、初心者が取得しやすい資格と言えるでしょう。

トリマーのプロを目指せる資格

プロのトリマーを目指す方には、「JKC公認トリマー」「AAV認定トリマー」「JDA公認トリマー」などをおすすめします。

これらの資格は、専門学校で所定のカリキュラムを修了したのち、実施される試験に合格することで資格取得可能です。

実技試験では、本物の犬のトリミングを行うため、やり直しがきかず、高い技術力が必要であることは言うまでもありません。

完成度の高いトリミングを行うためには、実技講習や自主練習などを重ね、多くの場数を踏むことが重要です。

こうした努力の末、見事資格取得が叶えば、プロのトリマーとして自信を持って歩き出せるでしょう。

トリマーの給料は高い?平均年収はどのくらい?

トリマーは、専門的な知識や高度な技術が求められるものの、平均年収はあまり恵まれているとは言えません。

勤務先の店舗や地域、経験やスキルによって給料は異なりますが、特に下積み期間は他業種と比較しても低めの給料設定であることが多いようです。

具体的なトリマーの給料や年収・ボーナスについて見てみましょう。

トリマーの給料・年収・ボーナス

年齢 年収 月額給与
20~24歳 160万円 10万円
25~29歳 149万円~199万円 12万円
30~34歳 118万円~218万円 14万円
35~39歳 145万円~249万円 16万円
40~44歳 159万円~280万円 18万円
45~49歳 192万円~314万円 20万円
50~54歳 226万円~336万円 21万円
55~59歳 223万円~333万円 21万円
60~65歳 127万円~333万円 14万円

トリマーの平均年収は、30~34歳で118万~218万円、月給にすると14万円程度と、一般的なサラリーマンの年収を下回る水準となっています。

10年後の40~44歳で159万円~280万円、月給18万円と依然厳しい状況であるのは変わりません。

また、アルバイト・パートとしての給料も決して高いとは言えず、地域によって異なるものの、時給1,000円以下で働く方が少なくないようです。

賞与はペットサロンによって差があり、賞与がない代わりに、寸志や指名料・特別手当を付与するお店もあります。

トリマーで賞与が貰えるお店はごく僅かで、「貰えること自体恵まれている」と考えたほうが良いでしょう。

立ち仕事がメインであるトリマーは、体力的にきついだけでなく、接客も多く精神的にも厳しい仕事と言えます。

大変な仕事であるにもかかわらず収入が低めであることから、途中で挫折してしまう方も多い職業です。

トリマーを目指すためには、十分な体力と強い精神力を持ち合わせていなければなりません。

勤務先による収入の差

次に、トリマーとして働く施設によっての給与(年収)の差を比較してみましょう。

トリマーは全国のペットショップやペットサロンで働けますが、働く地域や店舗、企業によって給与水準に差が出ます。

施設ごとのトリマーの平均年収は以下の通りです。

  • ペットショップ:約290万円
  • ペットサロン:約260万円
  • ペットホテル:約280万円
  • 動物病院:約290万円

ペットショップと動物病院の給与が、他に比べて年収でおよそ10~30万円ほど多いデータが出ていますが、月収などに換算してもあまり大きな差にはなっておらず、施設や職種での差はそれほど見られません

トリマーとして働く場合、給料面で勤務先の施設を選択するというのは、あまり大差はないと考えましょう。

人気店では給料が高め

一般的にトリマーの給料は270万円前後と、そこまで恵まれていませんが、人気店では月給が高く設定されていたり、ボーナスや特別手当が付与されたり、年収400万円~500万円前後の収入を得る方もいます。

一般的なトリマーの2倍近い年収を稼げるのは、人気店で働く魅力の一つです。

当然人気店は忙しいため、タイトなスケジュールの中でトリミングを完成させなければならず、より高度な技術と精神力が求められるでしょう。

収入をアップさせるには?

トリマーの収入をアップさせるための方法をいくつかご紹介します。

収入アップのコツを取り入れて、自身のモチベーションアップにも繋げていきましょう。

指名を確保

収入をあげるために必要な条件として、指名確保、いわゆる「リピーター」が欠かせません。

あなたの技術を気に入って指名してくれるお客様が増えれば、必然的に収入アップに繋がるでしょう。

しかし指名を確保するのは、容易なことではありません。

技術面もさることながら、お客様との良好なコミュニケーションも非常に大切です。

1人でも多くリピーターを増やすためには、どのような努力が必要かを、考えてみましょう。

あわせて、リピーターを離さないための努力も必要です。

リピーターを増やすことばかり考え、既存のお客様を蔑ろにしないよう気を付けましょう。

SNSを始める

いまや、SNSは立派なビジネスツールの一つであり、トリマーの収入をアップさせるための重要手段と言えるでしょう。

SNSの発信は日本に留まらず、世界中のあらゆる場所において広がり続けています。

あなたがトリマーとして活躍する日々を世界中に発信することで、あなたのファンを一人でも多く増やしましょう。

コツコツと更新を続けていけば、やがて多くの集客に繋がっていくのも夢ではありません。

あなたが働く施設の宣伝にも十分効果的であり、お店全体に売上アップにも貢献できるでしょう。

トリマーの収入を増やすためには、地道な「集客活動」が必要なため、宣伝効果絶大のSNSを使わない手はありません。

独立してペットサロンを開業

さらに高い収入を得るための方法として、独立してペットサロンを開業することが挙げられます。

トリマーとして経験を積み、多くの常連を確保できれば、ペットショップやペットサロンで働いていた頃よりも、高い収入が望めるでしょう。

また最近では、店舗を構えず独立するケースも多く、出張でお客様の自宅まで向かい、トリミングを行うトリマーもいます。

店舗運営費や人件費の大幅な削減は、独立開業の最大のメリットと言えるでしょう。

このように、ペットサロンやペットショップを持たなくても、アイディア次第で独立開業が叶い、高収入を得るのも夢ではありません。

まとめ

トリマーの資格と年収について詳しく紹介しました。

トリマーは資格を必要としませんが、資格取得は自身のスキル証明となるため、就職時に非常に有益となるでしょう。

トリマーの平均年収は180~250万円程度と、日本の平均年収と比べてもかなり少ないと言えますが、勤務先によっては、特別手当などが支給される店舗もあるため、事前に調べておくことをおすすめします。

スキルを磨けば独立も可能な職業で、働く幅も広がるため、収入アップも期待できるかもしれません。

このようにトリマーは収入面では工夫が必要ですが、可愛い動物達との関わりや、飼い主の喜ぶ顔が見られるのは大きなやりがいを感じます。

大好きな動物達と関わりながら、トリマーとしてしっかり収入アップを目指していきましょう。

トリマーを目指すにあたっては、当サイトに掲載しているトリマーの通信講座をまとめた記事もあわせて、ぜひ参考にしてみて下さい。

トリマーにおすすめの通信講座5選と失敗しない選び方の記事はこちら

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